【対象】 3歳から大人
【曜日】 火曜日
【時間】 午後2時から15分〜午後6時
墨麗書道教室
体操教室
【対象】 3・4・5歳、小学生
【曜日】 木曜日
【時間】 3・4歳/午後2時15分〜
5歳/午後3時15分〜
小学生/午後4時30〜
英語教室
【対象】 3・4・5歳、小学生
【曜日】 金曜日
【時間】 3・4・5歳/午後2時15分〜
小学生/午後3時〜
ECC若林教室
新体操教室
【対象】 3・4・5歳、小学生
【曜日】 月曜日
【時間】 3・4・5歳/ 午後2時15分〜
小学生/ 午後4時20〜
【対象】 年中、年長
こぐま会
プラウダス
【知能育成】コース:幼小一貫知育エデュケーション 【sucurus】
●サクラスとはなにか------------------------------------------------
sucurus(サクラス)とは、生きた学力を育成するために考案されたプラウダスのオリジナル知育教育です。幼稚園年長・小学1年生・小学2年生の3年間を「幼少一貫」として、試行錯誤と体験を通じて知的好奇心という「学力の種」をまいて発芽させるまでの一貫カリキュラムです。
【中学受験】コース:小3〜小6対象
高校受験/中高一貫校補修/大学受験も、行っています。ご相談下さい。
プラウダス
◆幼稚園――学力と品格の源泉たる、初々しくも瑞々しい場◆
幼児期は知的好奇心の時期である。それは高温で熱せられたガラス細工のように柔らかく原形がない。その柔らかい知的好奇心こそ学力の源泉である。ガラス細工のように熱くたぎる学力の源泉が、幼児の中に湧いている。
知的好奇心という学力の源泉。幼稚園はそれに満ち溢れた子どもたちが集う場である。子どもたちはそこで家庭にはない「はじめて」という知的好奇心のシャワーをふんだんに浴びる。ガラス職人に息を吹き込まれて膨らんだガラス細工のように、子どもたちは幼稚園でたくさんの「はじめて」を学び、学力の器を膨らましていく。
知的好奇心の範囲が広がれば、子どもたちの世界は広がる。それは子どもたち自身の自己が広がることでもある。しかし、知的好奇心とは知識だけを指すのではない。集団の中でしっかりとした躾を受け、ルールを学ぶことで他者を意識する。園での生活を通じて、思いやりや敬意という情緒が芽生える。それは大きく膨らんだ学力の器に美しい彩りを与えていく。その彩りを品格と呼ぶのならば、幼稚園は品格の源泉でもある。
大きく膨らんだガラス細工はやがて冷えて固まる。子どもたちはその器を抱えて、小学校に入学していくことになる。私は4歳児から大学受験生まで教えているが、学力は年齢に応じて必要なものが異なる。大学・高校・中学・小学校・幼稚園のそれぞれの時期に相応しい学力を伸ばすための教育がある。その中で最も重要な場をひとつ選べと言われたら、私は迷わず幼稚園を挙げる。学力と品格の源泉。教育の場として、これほど初々しく、瑞々しい場所はない。
学力を大きくするとは、可能性を大きくするということだ。東大に合格したある生徒は、空間的時間的広がりに興味を持ったのは幼稚園がきっかけだったと語ってくれた。実際、生徒のほとんどは、幼稚園で知的好奇心を刺激されたと述べている。それが後の小学校以降の勉強を支える「知的なこだわり」になった。
学力低下が叫ばれて久しい。確かに現場の実感としても、子どもたちの学力が低下しているのは間違いない。しかし、しっかりとした幼稚園で教育を受けてきた子どもには、長く知的好奇心の炎がくすぶっている。勉強に興味をもてなくなっても、一旦それに火が点くと学力は燃え盛る。それを目の当たりにするたびに、私は幼稚園の力を痛感する。
幼稚園の教育を充実させる。これが学力低下を防ぐ手段のひとつである。脱ゆとりや入試制度改革も必要だが、学力の器を決める幼稚園の教育をないがしろにしては本末転倒だ。幼稚園が力を失えば、学力は底の見えないとこまで低下する。幼稚園に力があるからこそ、学校教育改革が成し遂げられることを保護者も行政側も十分に認識する必要がある。
学力と品格の源泉たる、初々しくも瑞々しい場を、この国の未来のために守り続けていかなくてはならない。
石原 弘喜